近年ではLINEがコミュニケーションツールとして認知されるものとなってきました。
そうした中で、小説家やタレントのLINEのIDを知りたがる人もいることでしょう。
そのような人達の連絡先を知ることはできるのでしょうか。
小説家のLINEを知るのは難しい
タレントと同じくらい難しい
小説家に限らず、有名人・タレントのIDや連絡先を知るのはとても難しいものです。
一般人のファンからしてみればそうした連絡先は知りたくなるものですが、実際のところ当人からしてみれば迷惑でしかないので知られないようにするものです。
こうしたものは世間的に「有名税」と呼ばれますが、人気のあるタレントほどこうした問題に常に頭を悩ませているものです。
プライバシーの感覚が強い人ほど閉鎖的
特にTwitterやFacebookなどのSNSをしている有名人ならば、外部の人達はそちらで対応しておいて、LINEなどを完全にプライベートなツールとして使うことになるでしょう。
電話番号やメールアドレスを本人の許可なく勝手に開示することはプライバシーの侵害となりますし、LINEのIDなどもこれに準ずるものでしょう。
間違えて自分の電話番号やメールアドレスをTwitterに載せてしまった芸人の方がいましたが、こうしたものは本人の過失ですので誰の罪にもあたりません。
またこうした閉鎖的な人ですと、もし運よくその人のLINEのIDなどを知ることができたとして、連絡をとっても相手にしてみれば不審人物ですから、ブロックされておしまいということにもなるでしょう。
法的な問題
プライバシーの侵害
たとえば自分のLINEのIDや電話番号を許可なく公開されてしまった場合、その情報の削除はもちろんのこと、発信者の情報を開示するよう請求することができます。
こうしたものは法的な強制力は強くありませんが、Twitterなどでは犯罪予告や付きまといで逮捕されたケースがあります。
また有名人に付きまとうことや個人情報を開示することなどで、その有名人ならびにタレント事務所が不利益をこうむった場合は訴訟されるおそれもあります。
一般人でもプライバシー侵害には法的手段にうったえられる
これはタレントのみならず、一般人であっても所有している当然の権利です。
「有名税」というのは一般的な解釈でしかなく、「有名人だから個人情報を知られてもしかたがない」といった言い分は法的にはまったく通用しません。
そうした権利を有しているというのは、一般人と有名人とはまったく変わらないものなのです。
まとめ
○有名税を経験している人ほど閉鎖的になる。
○LINEのIDなどを許可なく開示することはプライバシーの侵害にあたる。
○プライバシーの侵害には法的措置を行える。
おおむね、小説家などの有名人の連絡先を知ること自体に大きな違法性はありません。
しかしそこに連絡をとったとしても、うまくやりとりを行う機会自体がほぼないというのが現実的な結論でしょう。